こんにちは、CUVIC SAITAMA(キュービック埼玉)です。
前回の記事ではスチレンボードの「仕様・サイズ・厚さ」といった素材の特徴について解説しましたが、今回は一歩進んで「具体的にどんな用途には、どのボードを選ぶべきか?」という実践的な選び方を解説します!スタッフ自身の学生時代の体験談も交えながら、用途別に最適なボードの組み合わせと選び方のコツをわかりやすくご紹介します。
店舗POP・イベントポスター・案内看板
お店のメニュー掲示や、イベント会場での案内ポスターなど、印刷物を壁に掛けたりイーゼルに立てたりして綺麗に展示したい場合の定番スタイルです。


おすすめの組み合わせ
「5mm〜7mm厚」 × 「片面のり付き」 × 「A判・B判サイズ」
💡 ここがポイント!
ポスターを壁にそのまま貼ると、湿気でヨレたり時間が経つと破れたりしてしまいますが、ボードに貼るだけでピシッとした高級感のあるパネルに生まれ変わります。
剥離紙(シール台紙)をはがしてポスターを貼り合わせるだけの「片面のり付き」を選べば、スプレーのりを用意する手間もなく一瞬で完成します。サイズは、印刷したポスターの規格(A1やB2など)と同じサイズを選ぶのが余白カットの手間がなくてラクです。
プレゼンボード・写真作品・卒業制作の展示
企画書のプレゼンテーションや、写真コンテスト、アートやデザインの作品展示など、制作物そのものを「魅せる」ための台紙として使いたい場合です。


おすすめの組み合わせ
「5mm厚」 × 「片面のり付き」または「ブラック(黒芯)」
💡 ここがポイント!
私自身も学生時代の卒業制作展で、作品の展示パネルを作るためにのり付きのボード(のりパネ)を活用しました。当時はIllustrator(イラレ)で作成したデザインデータを大型の紙に印刷し、それをボードに貼り合わせてから余白をカッターで綺麗にカットして展示パネルに仕上げました。
この大判の印刷物をボードに貼る作業ですが、一気に剥離紙(シール台紙)をはがすと気泡やシワの原因になってしまいます。端から少しずつ台紙をはがし、中心から外側に向かって注意深く空気を押し出すように貼り合わせるのが、失敗せず綺麗に仕上げる最大のコツです!
また、写真作品などを額縁に入れずに展示する場合は、断面まで真っ黒な「ブラック(黒芯)」を使うと、側面までシックで美しいプロの仕上がりになります。
建築模型・ジオラマ・立体工作
ミニチュアの家具づくりやジオラマ、建築模型のパーツなど、カッターで細かく切り抜いて組み立てる立体モノの制作です。
下の写真は実際に私が数年前に製作したスチレンボード製の模型です。




おすすめの組み合わせ
「1mm〜3mm(パーツ用) / 5mm(土台用)」 × 「素板(すいた)」
💡 ここがポイント!
のりや紙が貼られていない発泡樹脂むき出しの「素板」は、カッターの刃がスッと入りやすく、切断面が一番綺麗に仕上がります。木工用ボンドやスチロール用接着剤でも扱いやすいのが特徴です。
上記の写真は「こんなお部屋に住みたい!」と思い描いた理想の住宅を、スチレンボードで作ったものになります。初心者だったので決して高クオリティなものではありませんでしたが、薄手(2mmや3mm)のボードはカッターで簡単にサクサク切れ、可愛い模様のマスキングテープや木の模型と組み合わせることで、思い通りの内装や家具の模型を楽しく表現できました!
土台の床面には頑丈な5mm〜7mm厚を、細かい壁や家具には1mm〜3mm厚を使い分けるのが綺麗に作るコツです。
等身大パネル・立体切り文字(カルプ文字風)
キャラクターや人物の等身大パネル、店舗の壁面に貼り付ける立体的な切り文字、大型のブース装飾など、強度と立体感が求められる特注サイズの造形です。


おすすめの組み合わせ
「7mm〜25mm(極厚)」 × 「両面のり付き」または「大判サイズ」
💡 ここがポイント!
人サイズの大きなパネルを作る場合、薄いボードだと自重で折れたり曲がったりしてしまうため、7mm以上の厚みが必須になります。
また、10mm〜25mmといった極厚のボードは、文字の形に切り抜いて壁に貼り付けるだけで、看板屋さんが作るような「立体文字サイン」をお手軽に自作することができます。大きな一枚板が必要になるため、3×6板(サブロクバン:910×1820mm)などの大判サイズを選ぶと継ぎ目がなく美しく仕上がります。
作りたかったもののイメージは湧きましたか?
スチレンボードは、素材の特徴さえ知っていれば、初心者の方でもカッター1本で本格的なものづくりや展示ができる素晴らしい便利アイテムです。
「ポスターを綺麗に見せたいから、のり付きのA1サイズを買おう」
「工作で細かいパーツを作りたいから、薄手の素板を選ぼう」
このように、まずは「何に使うか」を起点にして選べば、絶対に失敗しないボード選びができます!前回の記事でご紹介した「仕様・厚み・サイズ」の細かい違いと合わせて、ぜひご自身の用途に最も合うスチレンボードを見つけてみてくださいね。
まとめ
スチレンボードは、用途に合わせて「厚み」「仕様」「サイズ」を組み合わせることで、あらゆる制作物に対応できる万能素材です。まずは「何に使うか」を明確にすることが、失敗しないボード選びの第一歩です。
CUVIC SAITAMAでは、さいたま市・川口市・川越市・越谷市・所沢市をはじめ埼玉県全域のお客様に向けて、看板・パネル製作に関するご相談をトータルにご対応しております。素材選びからお気軽にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料です。
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